ペットを火葬したあと分骨はしてもいい?縁起は悪くないの?
2020-04-22
「分骨」とはペットの火葬後の遺骨を分けて供養するという方法のことを言います。
例えば遺骨の一部を納骨堂や霊園に納骨し、残りの遺骨を自宅で供養するような場合です。
さてこの分骨、本当はどのような方法が正しいのでしょうか?また決まりはないのでしょうか。
特に火葬後にいつまでも手元に遺骨を置いておきたいという方、これから火葬を行うという方にとっては、しっかりと記事を読んで参考にしてくださいね。
目次
分骨する方は今とても増えています。
一部の遺骨を保管しておくことができるアクセサリーやペンダント、骨壷などが数多く販売されているからです。
ペットは人とは違い、遺骨について特別に定められている訳ではありませんから、分骨をしても特に問題ではありません。
もちろん持ち歩いたとしても法に触れるようなこともありません。
犬や猫の場合、多くの骨が存在し200本から300本程度あると知られています。
この遺骨の中で多くの方は「歯」「爪」などを残す方が多いようです。
「また生えてくる」「再生する」という意味合いが強い骨であるために、また生まれ変わってきてほしいという願いを込めることができるからです。
ただし「歯」は小さくみつけにくく、「爪」については火葬において焼け切ってしまうので爪を支える部分の骨を見つけなければなりません。
アクセサリーなどに残す場合においては、部分的なもので十分です。
骨壷を残すような場合であれば、ある程度の骨が必要になりますが、どの骨を残さねばならないといった決まりはありません。
人と同じように「喉ぼとけ」を残したいという方も多くおられます。
また見た目が綺麗なものでもいいでしょう。
ペットの火葬は犬や猫に限らず、小鳥などの小動物であることも少なくありません。
小さな動物を合同火葬をするような場合においては、ほかの動物たちよりも早く燃え尽きてしまうことがあります。
どうしても合同火葬する場合でしたら、そのようなことがないように、羽根や毛を残しておくといいでしょう。
ペットの身体の一部には変わりありませんから、残しておいてアクセサリーなどに保管して供養してあげるようにしましょう。
また訪問火葬など、個別火葬を行うことも検討してみてください。
「分骨すると縁起が悪い」
「分骨したら極楽に行けない」
などと気になさる方も少なくありません。
仏教やキリスト教など宗教上のことを考えるとは思うのですが、遺骨の分骨は人間においても古くから行われてきたことです。
家族であるみなさんが手元で供養することによって、心が安定するのであればペット自身もきっと嬉しいはずです。
分骨してはいけないというものではなく、あくまで飼われていた家族みなさんのお気持ちが大事であると言えるでしょう。
分骨する方法にはいろいろなグッズが販売されています。
骨壷はもちろんのこと、遺骨カプセルや遺骨アクセサリーなどが用意されています。家族みんなで分骨することも可能です。
ペットのイメージにあわせて用意するといいでしょう。
ただし分骨する際には、必ず遺骨を素手で触らずに、手袋を着用するか、お箸を使うようにします。
手に着いた皮脂などからカビが生える可能性があるからです。
ペットの火葬や火葬後の分骨については「ペット訪問火葬 天国への扉」にぜひお気軽にご相談ください。
火葬後にはご拾骨していただくことができ、骨壷や遺骨アクセサリーなどをご用意できますので、すぐに分骨することも可能です。
ペットの火葬は訪問火葬車にてご自宅へお伺いして執り行います。自宅の駐車場等で火葬することができますので、そのまま自宅供養することができます。
シンプルな個別火葬からセレモニーペット火葬一式まで、小さな命にも丁寧に真心こめて対応させていただきます。
安心してお任せください。