ペットの火葬は自分でできる?~自宅でペットの火葬をするには
2020-05-20
「ペットの火葬を自宅の庭でしてあげたい!」
そう考える方がおられます。
結論から申しますと、自宅での火葬はおすすめできません。
広い庭があるご家庭なら、落ち葉を焼いたりしていることもあるかもしれません。
でもペットの火葬はそのようなものとはまったく違います。
ニオイや煙などでご近所に迷惑をかけることになります。小さなペットであるとしても、火葬することはなかなか難しいものなのです。
お骨などで不快な思いをされることもあるかもしれません。
しかし自宅駐車場でペットの火葬をする方法があります。
『訪問火葬』を利用することです。
目次
ペットが亡くなったときに、自宅で火葬したいと考える方は多いでしょう。
以前は庭に埋めて土葬することが一般的でしたが、現在では家族と同じように火葬することが一般的になっています。
ただ霊園や墓苑などでの供養は望んでおらず、自治体での火葬だと遺体を運ぶのが難しかったり、遺骨の返却がなされないということで敬遠している方も少なくありません。
そのように考える方の中で利用が多くなっているのが『訪問火葬』です。
訪問火葬サービスは、ワゴン車に火葬炉が搭載されている火葬車で自宅に向かい、駐車場等で火葬を行うことができます。
忙しいご家庭で、なかなか自治体や霊園の火葬場に運ぶことができない、時間が取れないという方であっても家族で最期のお別れをすることが可能です。
またご家族に身体の不自由の方がおられるとしても、自宅でお見送りすることができます。
さらにご近所さんなどにも馴染みのペットであったとしたら、ご一緒に参列することもできます。
時間や場所に融通が利く訪問火葬を利用するご家庭が増えていることは、このような理由であるからでしょう。
訪問火葬車の火葬炉は、一般的には二次燃焼方式になっています。
二次燃焼方式とは、燃焼室が2つあるということ。
一次燃焼室でペットの遺体を火葬し、二次燃焼室では火葬によって発生する煙やニオイを焼いてしまうシステムになっています。
つまりこの二次燃焼方式によって、ニオイも含めてすべて焼ききってしまいますので、ダイオキシンなどといった有害物質は、基準値以下にまで抑えることが可能なのです。
そのため自宅駐車場で火葬したとしても、ニオイや煙によってご近所に迷惑をかけるようなことはありません。
もしも気になるような場合であれば、別の場所に移動して火葬を行いますから、安心して火葬を執り行うことができるのです。
また音に関しても、消音タイプの発電機が採用されているため、音によって迷惑をかけるようなことも心配ありません。
訪問火葬はお伝えした通り、二次燃焼方式になっており、ニオイや煙まで焼け切ることができる構造になっています。
これはダイオキシン対策として、訪問火葬業者が責任を持って取り組んでいることです。
ダイオキシンは微量でも有毒性が高いと言われておりますから、煙を出さないところまで焼いてしまうというのは、訪問火葬業者の社会的責務なのです。
火葬中において煙が出ていないのに本当に火葬が出来ているのか不思議に思われることが多いのですが、そのような構造になっているためです。
そのため煙やニオイでご近所に迷惑をかけるということはありませんが、心配される方もいらっしゃいますので、状況に応じて自宅駐車場ではなく別の問題のない場所において火葬することもあります。
ご自宅火葬したいとお考えであれば「ペット訪問火葬 天国への扉」にご相談ください。
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