ペットの火葬でお骨上げはできる?訪問火葬では?自治体は?
2020-05-29
ペットが亡くなった際にも、家族同様に火葬することが一般的となりました。しかし必ずしも執り行わねばならないものではありません。
そのためお骨上げしたほうがいいのか迷われる方も少なくありません。また火葬の方法によっては、お骨上げしたくてもできないこともあります。
ここではペット火葬でのお骨上げについて詳しくお伝えしていきます。
目次
ペットのお骨上げは「収骨」「拾骨」などと呼ばれることもあり、火葬後に執り行われる方が増えています。
人間の火葬においては箸渡しによってお骨を拾い骨壷に納めていきます。足元から拾っていき、最後に喉ぼとけのお骨を納めることになります。
収骨のことを「箸渡し」と呼びますが、三途の川が無事に渡れるようにといった「橋渡し」の意味が込められて執り行われるものです。
わが国においては儀式として執り行われるものですが、ペットにおいて収骨することが一般的となったのはまだ近年のことです。
必ずしも執り行わねばならないものではありませんが、無事に送り出してあげたい、いつまでも供養してあげたい、というお気持ちが強いのであればお骨上げしておきましょう。
・個別立ち合い火葬
・訪問火葬
お骨上げができる火葬は上記2種類となっています。それぞれの方法について見ていきましょう。
個別立ち合い火葬とは、私たち人間と同じような流れで行う火葬の方法です。
火葬場で個別に火葬を行いますので、ほかのペットとのお骨が混じってしまうということはなく、お骨上げを行うことができます。
火葬場はペット霊園などで備えられており、骨壷に納めた後にお墓に埋葬するまでがセットになっていることが多くなっています。
訪問火葬は火葬車で自宅に向かい、自宅の駐車場などで火葬を行った後にお骨上げを行うことができます。
ワゴン車に火葬炉が搭載されており、約800度で火葬することができるようになっています。煙やニオイもほとんどでませんから、近所迷惑になるようなこともありません。
自宅で火葬ができるのでペットの遺体を運ぶ必要はありません。お骨上げができ、骨壷やお骨ペンダントなどで納めることが可能です。
また立ち合い火葬で「お骨上げなし」を選択することもできます。「お骨上げなし」の場合ではスタッフがお骨上げを行い、返骨されることになっています。
・個別一任火葬
・合同火葬
お骨上げができない火葬は、上記2種類の方法があります。亡くなったペットのお骨をどうしてもお骨上げできないという方であれば、この方法を選ぶといいでしょう。
個別一任火葬とは、火葬場などに遺体を運び、火葬はスタッフにすべて任せてしまうという火葬方法です。
家族が立ち合いをすることはありませんので、お骨上げを行うことはありません。希望があればそのまま納骨堂に納めることもできますし、希望によって返骨してもらえるところもあります。
訪問火葬においても「おまかせ火葬」を選択した場合には、お骨上げはできず返骨もされません。
合同火葬とは、火葬場においてほかのペットたちといっしょに火葬を行う方法です。一匹だけで火葬されるのが可哀そうな場合であれば、この方法を選ぶといいでしょう。
自治体のペット火葬サービスについては、ほとんどが合同火葬になっています。(※一部の自治体では個別火葬が行われているところもあります。)
火葬に立ち会うことはできず、お骨上げを行うこともできず返骨もされません。そのまま納骨堂などにおいて合同埋葬されることになります。
火葬後には、骨壷などにお骨上げをすることになります。
ペット霊園でお墓に埋葬するという方がおられば、合同の納骨堂に入れるという方もおられます。
また自宅の仏壇でいつまでも供養するという方もおられば、自宅の庭に骨壷を埋葬するという方もおられます。
供養の方法はさまざまです。可愛がってきた家族が納得できる供養の方法が一番いいでしょう。
ペットを自宅で火葬しお骨上げをするのであれば「ペット訪問火葬 天国への扉」にぜひお気軽にご連絡ください。
火葬後にはお骨上げしていただくことができますし、骨壷や遺骨アクセサリーなどをご用意することも可能です。そのまま自宅供養することができます。
訪問火葬車にてご自宅へお伺いし、自宅の駐車場等で大事なペットの火葬を執り行います。
シンプルな個別火葬からセレモニーペット火葬一式まで、小さな命にも丁寧に真心こめて対応させていただきます。
安心してお任せください。